浦安市 高洲にリハビリテーション病院が整備されます
最も若いまちと言われている本市も、高齢化率が16.77%(平成29年12月現在)となり、今後は、高齢に伴う病気の増加が予想されるほか、脳卒中や骨折などからの「機能の回復」や「後遺症の軽減」を図るリハビリテーションのニーズはますます高まることが予想されます。
このような中、市内には回復期機能を有した病床がまったくない状況から、「医療関連機能ゾーン」と位置付けている高洲七丁目に、リハビリテーション病院の誘致を進めてきました。
整備に向けて、市では、民設民営で事業を運営する事業者を公募により選定しました。千葉県から200床の病床配分を受け、今後は選定事業者が病院整備に向け工事を開始し、平成31年中の開設を予定しています。
名称
(仮称)千葉大学病院浦安リハビリテーション教育センター城東桐和会浦安病院
場所
浦安市高洲七丁目21番地3
敷地面積
約25,000平方メートル
病院の構造
構造:柱・鉄筋コンクリート造、梁・鉄骨造
階数:地上4階建て
病床の内訳
回復期リハビリテーション病棟:134床
地域包括ケア病棟:45床
緩和ケア病棟:21床
合計:200床
病棟の説明
回復期リハビリテーション病棟
脳血管疾患または大腿骨頚部骨折などの病気で急性期を脱しても、まだ医学的・社会的・心理的なサポートが必要な患者さんに対して、多くの専門職種がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、心身ともに回復した状態で自宅や社会へ戻っていただくことを目的とした病棟です。
注記:一般社団法人 回復期リハビリテーション病棟協会より引用
地域包括ケア病棟
急性期医療を経過した患者および在宅において療養を行っている患者などの受入並びに患者の在宅復帰支援などを行う機能を有し、地域包括ケアシステムを支える役割を担う病棟です。
注記:地域包括ケア病棟協会より引用
緩和ケア病棟
主として苦痛の緩和を必要とする悪性腫瘍(がん)および後天性免疫不全症候群(エイズ)の患者を入院させ、緩和ケアを行うとともに、外来や在宅への円滑な移行も支援する病棟です。
注記:特定非営利活動法人日本ホスピス緩和ケア協会より引用
千葉大学医学部附属病院との連携
病院事業者が千葉大学医学部附属病院と連携し、先進医療の研究とその提供、情報発信や地域医療への還元、医療人材育成などを行っていただく予定です。
病院事業者
医療法人社団城東桐和会
問い合わせ先
健康増進課
電話:047-381-9001